年金数理人は、確率・統計学を中心とした高度な数理的知識を活用し、法令で定められた年金数理関係書類の適切性の確認業務に加え、年金制度における財政状況の診断・財政運営のアドバイス・年金制度のリスク管理(年金ALM)や企業会計(退職給付会計)における退職給付債務の評価・制度設計コンサルティング等の業務に携わる「年金数理のプロフェッショナル(専門家)」です。
近年、年金数理人が有する数理的専門能力に対する社会的需要は、ますます高まってきています。そのため、年金数理人の所属先は、信託銀行、生命保険会社、損害保険会社、銀行、証券会社、コンサルティング会社、監査法人、シンクタンクなどに拡大し、様々なフィールドで活躍しています。